
”西洋の禅”友好会を主宰しているエリック ロムリュエール氏の<La cuisine de la bienveillence>
(体に優しい料理とか、意識的に健康に留意する料理とでも訳したらいいでしょうか?)アトリエがルマン
市内のチュアー書籍店のサロンドテで行われました。一部は講義、二部は調理、それから試食後片付け
の三部で構成され、禅宗の食法に従って食すれば、つまり精進料理なのですが、体の内側から健康を得ら
れると、氏は語っていました。アトリエでは、日本の食品をわざわざ使わず、身近にある材料(すべて
BIOのもの)で、精進料理風に調理を工夫するということでした。
16人の定員以上の応募があったとかで、私は、講義だけ聴くことができました。日本人ですから特別に
聴講を許されました。デザートだけは特別にくださって、何と小豆の”水羊羹”でした。美味しかったので
どんな料理が作られたか、興味がありますから、来月の14日は参加する予定です。
11月14日(土)と12月12日(土)も行われます。10時から午後2時半まで


3-4日の週末はお天気に恵まれ、日頃は閑散としている石畳の町並みは多くの人で賑わいました。
Artmondeのブースでは、4日に伊勢茶(三重県 みて茶(株)
mitecha.com)の代表森口氏に
よって紹介と試飲が行われました。ここ20年フランスでも緑茶が普及して来ました。パリの有名な
ブランドのお陰でもあります。2005年だったか、サルト県のリュド城で毎年開催される庭園祭で、
福岡県八女の星野茶の紹介をお手伝いしたことがあります。
”たまゆら”の銘柄で現在もネット販売して
いますから、本格的な日本茶も少しずつ飲まれているのでしょう。しかし、今回のみて茶の紹介をお手
伝いしてみてルマンではまだまだこれからというのが印象でした。日本の煎茶や玉露を知ってもらうの
には、もう少し時間がかかることでしょう。