行く年来る年

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2015年のフランスはテロの続発で多くの犠牲者をだし、恐怖と悲惨な年となりました。失業者の数も増加するばかりで、将来の見通しがたたないままです。2016年こそは、より良い年になりますように!
写真は、佐賀市の国際バルーン大会の模様です。風船とかバルーンとか空に舞い上がるものには、希望が感じられます。

日曜日のハイキング

11月22日にハイキングを予定していましたが、あいにくパソコンが故障し、修理に一ヶ月余りかかり
ましたから連絡不可能となり、やもうえず中止しました。

日曜日のハイキング

10月11日 La butte des Rossays ルマン市内から東へ約10kmのところです。
9kmコースの9割が森の中のハイキング道で、栗やキノコ狩りをしながら、8人の参加者は、美しい秋の
午後を満喫しました。
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日本でのチーズ販売に貢献しているルマン市出身のファビアン

Fabien DegouletFabien Degoulet
2015年6月、ツールで行われた第二回国際最優秀チーズ職人に優勝したファビアンさんはルマン市
出身です。高校生の頃から、友好協会さくらの日本語教室で日本語を始め、後にパリ東洋国立語学学院で
日本語の学士をとり、将来は日本でチーズを取り扱う仕事をしたいと希望していましたが、見事に希望を
貫いています。頼もしいです。

体に優しい料理 

cuisine bienveillance Eric cuisine bienveillance entrée
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体に優しい料理とは、とどのつまり日本のお寺の料理にほかならず、それを基本にフランスにある食材を
使いながら、和食や禅宗を知らない(フランス)人でも食べられるものを紹介しようとロムリュエール氏
が、この教室を企画しています。私もどんな料理なのか興味を持って、11月14日の教室に参加しました。

詳しい説明がありましたが、一部だけ記録しました。

 - お寺の料理は端的に精進料理といわれるもので;
    命の尊重。
    野菜のみを利用し一回の食事に味、色、調理法が調和していること。
    食材はあまり加工せずその物の味を尊重すること。

「この料理は、(人生の)道でもある。食の行為は内面を育む場であり、ともあれ感謝の気持ちを育むこと
である。」このフランスでの料理教室で仏様の教えを伺うとは!
日本での日々がよみがえるようでした。参加したフランス人には、禅宗の教えを学んでいる人、体に良い
料理に興味がある人、菜食主義の人と様々でしたが、どの人も熱心に受講していました。あまり料理を
しない家庭に育ったとかいう青年がいて、野菜の扱い方がさっぱり分からないということでした。日本では
考えられないことのように思えますが…しかし、一年中、甘いいちごが食べられる日本の子供たちは、
季節音痴になっているかもしれません。

前菜:生ビーツのカナッペに甘い豆腐ソース、サラダと野菜の皮のチップス(皮も無駄にせず、使い切る)
主菜:蒸したスイートポテト(オレンジ色で水っぽい)と人参にシナモンをまぶしたもの。
   人参、カブ、ほうれん草、ケールにヒジキの野菜炒めは、ピリ辛味噌味。
   水菜のペスト(オリーブオイルとヘーゼルナッツ)
   半玄米のご飯
デザート:ラベンダー味の豆乳寒天、りんごのコンポート、アガベシロップと胡麻のトーピング

温暖な年末

更新が疎かになっていました。
2015年は無差別テロ多発で悲惨な年となっています。新年まであと数日、ルマンについて記事を書き
足してまいりますので、このようにブランクがあっても、こりずに時々ブログを覗いてください。

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