12月16日(土)の朝、エコモワ(Ecommoy ルマン市の南35Kmにある町)あたりの高速道路28号線状で路面氷結のため連続衝突事故が発生した。6台のトラック、乗用車9台、バス一台が事故に巻き込まれた。60名のうち観光バスに乗っていた日本人28名は、モンサンミッシェルへ向かう途中であった。事故車や横倒しになったトラックなどの排除が終わるまで交通止めとなったが、日本人28名を含む人々はEcommoyの町長によって最寄りの体育館に収容され、午後には無事にエコモワを出発した。
Le Maine libreの記事から
日本人旅行者の皆様、無事で何よりでした。Sébastien Gouhier町長に感謝。
2018年11月17日以降,フランス全土で燃料価格の高騰や燃料税引き上げに反対するデモ
「黄色いベスト運動(mouvement ‘Gillets jaunes')」が行われており,特に25日と2日土曜日は,
パリ・シャンゼリゼ通りを中心にデモ隊と治安部隊が衝突し非常事態の様子がテレビで放映され、
今後もデモの継続が呼びかけられていることから,デモや集会等が予定されている地域には近寄らない
ようにと日本外務省領事サービスセンターからメールが届いています。
ここルマン市でも「黄色いベスト運動」は行われても、パリのようなことはないと信じていましたが、
今日は、「黄色いベスト運動」からの飛び火で大学進学方法の不満を訴える高校生デモが行われること
で懸念した県庁から市内の商店は閉店するような指示が出されました。店を開けていた”ラコステ”では、
高校生とは別の暴動化した”壊し屋”の一団が入り込み商品をごっそり持ち去ったと地元新聞が報道して
いました。今日午後のルマンの中心市街地は、クリスマスが近いのでクリスマーケットで賑わいを見せ
ているところですが、店々のシャッターは降ろされ非常事態を感ぜざる終えません。
理性を取り戻させることはできないのでしょうか?
そこまでフランスは貧困になっているのでしょうか?
半年遡る記事ですが、新しい市長が選ばれていますので記しておきます。
2001年から市長の要職にあったJean-Claude Boulard氏が任期中の6月1日に逝去された。
6月14日の市と共同市議会はStéphane Le Foll氏を選出した。任期は、2020年の市長選挙まで
の18ヶ月間とする。
Boulard市長には、2010年のサムライジャポン公演の時に、市庁舎主催の歓迎パーティーで
アーティストの皆さんと懇談されていたのと、2013年の鈴鹿市長が来仏された時に会う機会が
あったぐらいです。
年末になると、あちこちのアソシエーションで寄金が呼びかけられます。12月1日(土)今日行ってきた
サルト県のロータリークラブが主催する
ブガッティサーキット場処女走行もその一つで、寄付金は
2015年に創設されたルマン市立病院の小児外科で手術を受ける子供達の病院生活の向上を図るために
設立されたアソシエーションに寄付されます。
参加費は一名25ユーロ
サーキット内(4185m)を5周走行します。
レーサーは参加費(180ユーロ)を払い、自前の自慢のスポーツカーに参加者を乗せてドライブして
くれます。今日は残念ながら、朝から雨模様で私が参加した午後は雨足も強く走り始めたら未透視は
悪いし、ヘルメットは重いし、期待していたよりスピード感に欠けましたが、4周め5周めでは前車の
追い越しに成功し、スタンド前からダンロップの架け橋までの直線コースではスピードが出ていました。
ちょっとドキドキ。