クラッシックグランツールは、クラッシックカーにもっと注目してもらおうとACO(フランス西部
自動車クラブ)の協力を得て創立した今年で3年目を迎える新しいアソシエーションのクラッシク
カーのラリーです。
24H耐久レースの前日に行われるルマン市内のパレードでは、参加チームごとにクラッシックカー
に乗ったレーサーに盛大な拍手を送り、あくまで主役はレーサーですが、クラッシックグラン
ツールは車が主役です。
この企画は24Hの一週間前(今年は6月8,9,10日)に行われ、今年は、写真のフェラリ250GTOや、
アメリカの古い映画スター、ポールニューマンがオーナーだったメルセデス300SLなど、11ヵ国から
60台の稀な車が参加しています。車と人との出会いの物語があって、オーナーの資金と気持ちの入れ
ようは半端じゃありません。
ラリーのコースは24Hレースの前身となる1906年のフランスグランプリの伝説のルートに沿って行われ
ます。ゲストは24Hレースで9回勝利を得たトムクリステンセンです。これからもクラッシクカーファン
なら見逃せないイベントになるに違いありません。入場料:5€
バックは4つ星ホテル、Le Mans Country Clubで、今年からこの企画に参加しています。
来年は日本からも是非お越しください。
