2018年11月17日以降,フランス全土で燃料価格の高騰や燃料税引き上げに反対するデモ
「黄色いベスト運動(mouvement ‘Gillets jaunes')」が行われており,特に25日と2日土曜日は,
パリ・シャンゼリゼ通りを中心にデモ隊と治安部隊が衝突し非常事態の様子がテレビで放映され、
今後もデモの継続が呼びかけられていることから,デモや集会等が予定されている地域には近寄らない
ようにと日本外務省領事サービスセンターからメールが届いています。
ここルマン市でも「黄色いベスト運動」は行われても、パリのようなことはないと信じていましたが、
今日は、「黄色いベスト運動」からの飛び火で大学進学方法の不満を訴える高校生デモが行われること
で懸念した県庁から市内の商店は閉店するような指示が出されました。店を開けていた”ラコステ”では、
高校生とは別の暴動化した”壊し屋”の一団が入り込み商品をごっそり持ち去ったと地元新聞が報道して
いました。今日午後のルマンの中心市街地は、クリスマスが近いのでクリスマーケットで賑わいを見せ
ているところですが、店々のシャッターは降ろされ非常事態を感ぜざる終えません。
理性を取り戻させることはできないのでしょうか?
そこまでフランスは貧困になっているのでしょうか?