日仏友好会というと、日本人会員が多いと判断されがちですが、実際には、日本が好きな人の集まりで、ほとんどがフランス人会員です。サルト県在住の日本人人口は、50-60人ではないでしょうか。ちなみに、会員は50人ぐらいで、その内の3人が日本人です。
さて、私のフランス生活は長く日本での生活期間をはるか上回ってしまいました。フランスで生活するには、フランス国籍をとる(日本国籍の放棄)か日本人のまま居留カードを更新するか、いずれかです。2008年頃だったか、10年カード(CARTE DE RESIDENT DE LONGUE DUREE)のほかに、「CARTE DE RESIDENT PERMANENT」があることを知りました。「永続居留カード」です。揃える書類は10年カードの更新とほぼ同じですが、そのほかに、なぜそのカードが欲しいか動機を説明する手紙を添えなければなりません。サルト県での手続きは、書類提出をするためのアポイントをとるのに待たされましたが、提出してしまえば面接など一切ありませんでした。書類は県庁で審査されたのち、市長にも書類がまわされ審査されると聞きました。提出3ヶ月後、カード受け取りの際、10年の期限が記入してあるのを見て、10年カードと変わらないのかと質問したら、『10年たてば、年を取って顔がかわるでしょ。フランス人の身分証明書と同じですよ。』だそうです。
カードのサイズが半分になっています。VISAカードなどと同じサイズです。