「ル・マン」市は、日本では24時間耐久レース(1923年から)の開催場所として広く知られています。
パリのモンパルナス駅からTGV(新幹線)に乗り、15分もすれば大都会を離れ広い田園地帯が列車の
窓に広がります.田園風景を眺めながら一時間足らずで、小都市ル・マンに着きます。パリの南西
約180kmの所、ペイ・ド・ラ・ロワール地方のサルト県の県庁所在地です。パリ、ドゴール空港からの
直行TGVもあります。

知る人ぞ知るル・マン市は、三重県鈴鹿市と友好提携協約を結んでいます。
ル・マン市 提携年月日1990年(平成2年)5月27日、以下鈴鹿市のホームページのコピーです。
『提携の動機 ル・マン市には、世界的に有名な「ル・マン24時間耐久自動車レース」が開催される
サルト・サーキットがあり、鈴鹿市にも「F1日本グランプリレース」が開催される鈴鹿サーキットが
ある。また、ル・マン市にはルノー自動車工場があり、鈴鹿市にも本田技研の自動車工場がある。
人口も両市は良く似た規模であること等から、双方に共通点が見られ、このような類似性から、両市
の交流が始まった。
パリ共同宣言
フランスのパリ市において、2013年(平成25年)9月13日に鈴鹿市とル・マン市、ユースダール市
(スウェーデン)の三都市で「地域共生と世界平和に関する日仏瑞三都市共同宣言」を行った。』
1997年はフランスにおける日本年に当たり、鈴鹿市の派遣団の他,書家も来仏され、文化会館で合同
書展が開催されるなど、交流が盛況な時期もありましたが、その後15年間は、両市間の交流が行われ
た様子はルマン市では聞きませんでした。2012年になって毎年9月に開催されるルマンフェア
(昔ながらの農業祭の大型版)の招待国が日本に決まり、2013年9月、鈴鹿市から市長はじめ派遣団が
ルマン市を訪れ、交流が盛り返したようです。Sakura協会が協力してルマン総合文化センターで、再び、
書展が開催されました。


