
現役の大統領が24時間レースのスタートに出席するのは、ポンピドー大統領以来43年ぶりのこと。世界的なイベントであり、国にとって重要性がある24時間レースに対する感謝の念を表明するのが目的であったと市庁舎訪問時に発表していますが、実際は、国の車産業支援を見せ付けるため、2017年の大統領選挙に向かっての根回しかと詮索するやからもいたようです。スピード制限、運転中のイアホーン着用禁止、公害車規制をするステッカーシステムの再採用などドライバーが敬遠する規制をする発表をしていたことや、個人的な楽しみの為に24hレースに来たわけではないと挨拶にいれたためか、サルト県出身のルフォル農務大臣とカズナック内務大臣を伴ってピット前のストレートウオークを歩いていたオランド大統領は、メイン観客席からブーイングで出迎えられたそうです。